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人員不足とお見舞いに来る家族との距離の縮め方。ターミナル一体型の介護士施設の取り組み。

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今回は、ターミナル一体型の介護施設について、お伝えします。

まず、「ターミナルケア」とは自分らしく最期を迎える為の介護、ターミナルとは終末期の事です。

私が働いていた施設は一般病棟もあったため、普通の施設のように元気に通う要介護者(以後、患者様と表記します)もいれば余命いくばかもない患者様もいらっしゃいました。

月に一度、認知症検査を行い、レベル別に段階わけし色々とリハビリに取り組んでいました。

月に一度のため、介護士が日々のコミュニケーションの中で違和感を感じれば即担当医に連絡するという流れでしたが、認知症の進行を抑えることができたとしても、回復したという事を見たためしがありませんでした。

認知症しかり患者様のケアを行うにあたり、マンパワーが圧倒的に足りず、ひとりひとりに十分なケアができていないと感じることもしばしばあります。

私がいた病棟では、患者様、約120名にあたり医師2人(常時はいません)看護師4~6人、介護士7~10人といった人数体制で患者様のお世話をさせていただいていました。

あれもこれもと思っていると業務が進まず、しばしば残業というのも当たり前の状態です。

ケアをするにあたり、職員の都合ではなく患者様の都合でお世話するので、時間通りにというのは出来ません。

そのため、業務が規定通りに進まず、上の物(課長等)に怒られる事もあります。

人が足りない等、上に掛け合って職員の募集をしても、入っては辞めていくを繰り返すため、一時的に職員が増えても、結果として減り続ける一方でした。

介護現場でよく言われるのは「きつい・きたない・給料が安い」です。

まず「きつい」ですが、人が人をお世話するのです、

きついのは当たり前です。

楽な仕事などない。

よく言われることですね。

「きたない」ですが、一番多いのがターミナル型の病院施設です。

自分では身動きできない患者様が入院されています。

そのため、排泄介助なんて当たり前です。

介護が好きでこの仕事をしている人間でも臭いになれず、辞めていくことが多々あります。

臭い対策をしていても、すぐ効果があるわけでもないため、慣れが必要になり、正直どうしようもありません。

「給料が安い」ですが、これは正直、現場の人間は全員が思っていることでしょうが、現状どうしようもありません。

「人間をお世話する労力と給料が釣り合っていない。」

これもよく言われていますが、私がいたところでは、介護士ならば月の手取りが15万円以上あれば良い方でした。

無資格だとさらに安いですが、資格を一つ取ったにしてもプラス3000円~といった感じでした。

もちろん昇給もありますが、期待できるほどではありませんし、基本給が安いため、ちゃんとした給料をと考えるなら看護師を目指した方がまだ、良いです。

この高齢化社会が進む中で新卒が入ってくるということも少なく、入ってきても上記の3Kを理由に辞めていきます。

働く側も高齢化が進んでおり、介護士側の年齢が70近いなんてこともあり、介護現場では常に人手不足が深刻化しています。

国が助成金を出し、単価を上げるという試みも話にありましたが、私ども労働側には「給料上がった?」「さぁ、前と変わらない。」といった具合で単価があがった試しがないです。

「あまりにも人手不足のため、海外から労働者を引っ張ってこよう。」

という話もありましたが、海外から人件費の安い人を雇用してしまうと、私たちの仕事を奪われてしまう恐れもあり、私のいた病院施設では見送りされました。

そういった難しい部分もあり、どうにもなっていないのが現状です。

どんな会社でも言えますが雇う側としては、人件費を抑えて経費削減したい。

雇われる側としては給料を上げて欲しい。

といった具合で妥協点を探りつつ良い着地点を見つけるのを話し合いで解決していく事が重要ですが、なかなか進みません。

人の命を預かる場所なため、病院側との話し合いの時間を作るのもひと苦労なため一歩一歩がすごく時間がかかってしまいます。

病院施設は少し特殊なため労働組合がない所も多々あります。

ストライキするわけにもいかず、こういった問題の解決には非常に時間がかかってしまいます。

また、こういう話を現場で耳にしてしまうため、時間をかけて問題解決するぐらいなら、辞めて雇用条件の良い職場に再就職したほうが早い。

と考えてしまう人が多いわけで、私がいた医療現場では、負の連鎖が起きてしまっています。

こういった雇用問題は一般会社でもよくあるので、今後の雇用賃金の上昇に期待といった感じになります。

ターミナル型の医療施設でよくある問題といえば患者様のご家族とのトラブルでしょう。

お見舞い(様子を見)に来られるのでこういったトラブルもしばしばあります。

例えば食事制限している患者様に可哀そうだから食べ物を持ってきて、こちら側に内緒で食べさす。

しかし、病院側としては、問題があるため、食事制限していますし、後で何かあった場合問題になるのは当たり前なため、見つけ次第、注意というかお願いするわけです。

しかし、納得されないご家族様がおられますし、ご家族だけではなく、知人といったあまり状態状況がわかっていない人もきますので強く注意するわけにもいかず、なぁなぁで済ましてしまう時もあります。

私が働いていた病棟では、職員の教育はもちろんなのですが、月に一度ご家族様とカンファレンスを行いますので、その際に状態状況の説明を行いますし、ご家族様との距離を縮めるため話し合いの場所も作っています。

病棟にお見舞いにこられた際には、介護士さんから「何号室の誰それさんに〇〇さんが来ています」等の連絡をするようにしてもらい、医師や看護師などが挨拶に行くようにし、その日その日の状態状況をお伝えし「今日は調子が良いからこういった物なら食べても大丈夫ですよ」という感じで、患者様だけではなくご家族様にも指導していく感じで取り組んでいっています。

そうした取り組みを続けていくと、家族様が来られた際はこちらから向かわずに最初にステーション寄っては「今日はこういったものを持ってきたので大丈夫ですか」とかいろいろ医師や看護師に声かけしていただけるようになりました。

お見舞い品等のトラブルはゼロではないですが、徐々に減っていきました。

こういった患者様だけではなくそのご家族とのやり取りのトラブルが多いので、声掛け等の心遣いが一番問題解決になるのではと私は思っています。
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テーマ:在宅介護 - ジャンル:福祉・ボランティア

コメント

[title]:大自然の法則

「盲亀の浮木」
人とのつながりは盲亀浮木の如く。
大海に住む盲目の亀が百年にただ一度だけ海面に浮かんでくる時に、
たまたま穴の開いた流木が浮いて、その流木の穴に首入れるという仏教の寓話があります。
言わば、めぐり合うことは非常に難しいことの例えです。

このように考えてみると、
血のつながる家族となることは、盲亀浮木のような奇跡の確率です。
生まれてくることは、両親がいます。
両親のそれぞれの両親、4人。時間軸をさかのぼっていくと、 
10代を遡ったら自分と同じ血が流れている先祖は1024人。
20代前だと100万人!!

そのうちのただのひとりでも欠けたら、自分はいま存在していないです。
「命」を次につないできたから、現在の自分の「命」があります・・・
奇跡的なことのように思えます。
先祖に手を合わせて感謝の心は常に大切にしていきたいです。

  1. 2017/02/27(月) 23:23:12
  2. URL
  3. 宇宙大自然の法則 #-
  4. [ 編集 ]

[title]:

考えさせられますね!
コメントありがとうございます。
  1. 2017/02/27(月) 23:38:54
  2. URL
  3. カッチン.com #-
  4. [ 編集 ]

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